
デジタル化が加速する現代において、企業が競争力を維持・向上させるためには、従業員のITスキルの底上げが必要と言われています。
しかし、「自社の従業員に最適なIT研修はどれか」「どのような目的で、どのような内容の研修を選ぶべきか」といった課題を抱える企業の人事担当者の方がほとんどではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめのIT研修サービスを10個まとめ、比較しました。あわせて、企業のニーズに合わせたIT研修の選び方や料金相場、注意点も解説します。
従業員のスキルアップと企業のDX推進を目指す企業様は、ぜひ参考にしてみてください。
IT研修とは?

まず、初めてIT研修を実施する方に向けて、IT研修の特徴やジャンル、料金相場などを紹介します。
| 研修タイプ | 期間目安 | 料金目安 (一人あたり) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 短期セミナー/オンライン講座 | 数時間〜1日 | 数千円〜数万円 | 特定テーマの基礎知識習得 |
| 集合研修/オンサイト研修 | 数日〜1週間 | 数万円〜数十万円 | 実践的なスキル習得、グループワーク |
| 専門プログラミング/DX推進研修 | 数週間〜数ヶ月 | 数十万円〜100万円以上 | 高度な専門スキル、プロジェクト型学習 |
| eラーニング/サブスクリプション | 月額 | 数千円〜数万円 | 自分のペースで学習、多様なコンテンツ |
IT研修とは、従業員が情報技術の知識や専門スキルを学ぶ機会
IT研修とは、企業や組織の従業員が情報技術(IT)に関する知識や専門スキルを習得・向上させることを目的とした研修の一環です。
デジタル化が進む現代社会において、業種や職種を問わずITスキルはビジネスの基本となり、企業の競争力向上に直結します。研修を通して学ぶことで業務効率の向上、新たなビジネスチャンスの創出、セキュリティ意識の強化など、多岐にわたる効果が期待できます。
研修内容は基本的なITリテラシーからプログラミング、データ分析、クラウド技術、情報セキュリティやDX推進まで、企業の目的や従業員の習熟度に応じて幅広く設定されます。
また、職種や階層別にカスタマイズされた研修もあり、新入社員からベテラン社員、非エンジニアから専門職まで、あらゆる層に対応するプログラムが提供されています。
IT研修の主な種類

IT研修の主な分類軸として、以下が挙げられます。
- 対象者別:
- 新入社員向け研修:ビジネスの基礎としてのITリテラシーやOAスキルを習得します。
- 非エンジニア向け研修:プログラミングの概念理解やデータ分析の基礎など、業務に役立つ基本的な知識を身につけます。
- マネージャー向け研修:DX推進戦略立案やITプロジェクト管理など、マネジメント層に必要な視点を提供します。
- 専門職向け研修:最新のプログラミング言語、クラウド技術、AI・機械学習など、特定の技術分野の深化を目指します。
- テーマ別:
- ITリテラシー研修:PC操作、情報セキュリティの基礎、インターネットの利用方法など、一般的なIT知識を学びます。
- DX推進研修:DXの概念理解、デジタルツールの活用、データ活用の基礎などを習得し、企業の変革を促します。
- プログラミング研修:Python、Java、JavaScriptなど、特定のプログラミング言語の習得を目指します。
- データサイエンス研修:データ分析の基礎、統計学、機械学習の導入などを学び、データに基づいた意思決定を支援します。
- クラウド技術研修:AWS、Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドサービスの基礎から応用までを習得します。
- 情報セキュリティ研修:個人情報保護、サイバー攻撃対策、セキュアなシステム開発など、セキュリティ意識と知識を高めます。
- 生成AI研修:ChatGPTをはじめとする生成AIの仕組みや活用方法、ビジネスへの応用を学びます。
- Webスキル研修:Webマーケティング、Webデザイン、SEOなど、Web上での活動に必要な専門スキルを習得します。
IT研修の内容自体は対象者やテーマ、スキルレベルによって多様な分類が可能です。
それぞれの研修は企業の特定の課題解決や目標達成に向けて設計されているため、適切な内容を選ぶのが成功のポイントにもなります。
法人向けIT研修の料金相場
IT研修の料金相場は、一般的には数万〜数十万円です。
ただ、実際は研修内容、期間、受講形式、参加人数、カスタマイズの有無によって大きく変動します。
一般的に、数時間から一日程度の集合研修やオンラインセミナーであれば、一人あたり数千円から数万円程度が目安となります。
一方、数日間から数か月にわたる専門性の高いプログラミング研修やDX推進プロジェクト型の研修では、一人あたり数十万円から場合によっては100万円を超えるケースもあります。
さらに近年人気のeラーニング形式のサブスクリプション型サービスでは、月額数千円から数万円で多様なコンテンツにアクセスできるプランも提供されています。
企業ごとの課題に合わせたカスタマイズ研修や講師派遣の場合、別途見積もりが必要となり、研修設計費や講師料が加算されるのが一般的です。
記載の料金は一般的な目安であり、サービスやプランによって大きく異なります。正確な情報は各サービス提供企業に直接お問い合わせください。
予算との調整が必要ですが、助成金を活用するのもおすすめ。条件を満たせば助成金制度を活用でき、研修費用の一部を国や地方自治体が負担してくれる場合もあります。不安な場合は、事前リサーチや助成金に対応したIT研修を選ぶのもおすすめです。
IT研修で活用できる助成金については、こちらの記事に代表的な5つをまとめました。助成金を探している方はこちらもお読みください。「IT研修で使える助成金一覧|申請条件・助成額の目安・注意点を解説」
法人向けおすすめIT研修会社・サービス10選比較表
ここでは、企業のIT人材育成を支援する主要なIT研修サービスを一覧で比較します。
各サービスの特徴、主な対象者、受講形式、料金、助成金対応の有無を整理しましたので、自社のニーズに合うサービスを見つける際の参考にしてください。
| サービス名 | 特徴 | 主な対象者 | 受講形式 | 料金目安 | 助成金対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| トレノケート | ITスキルからビジネススキルまで、1,600以上の幅広い分野の研修を提供。特にIT技術研修に強み。グローバルな実績。 | IT技術者、DX推進担当者、マネージャー層、全社員 | オンライン、対面(集合)、オンサイト | 個別見積もり | 〇 |
| 富士通ラーニングメディア | 情報処理・伝達・蓄積の技術を基礎から学べる研修を提供。動画・ライブ・eラーニングに対応し、実務で使えるコンピューター技術を体系的に習得できる。 | 新入社員、第二新卒、キャリア採用者 | オンライン(動画)、ライブ形式、eラーニング | 個別見積もり | 〇 |
| インソース | IT業界向けに特化した研修や、テクニカルスキル、プロジェクトマネジメント、アジャイル開発など実践的な研修。カスタマイズ研修や講師派遣にも対応。 | ITエンジニア、プロジェクトマネージャー、新入社員 | オンライン、対面(集合)、講師派遣 | 個別見積もり | 〇 |
| 東京ITスクール | Java・C#・Pythonなど多言語に対応した全25コースを展開。15年以上・1,630社以上の実績があり、新人IT研修領域でシェアNo.1。 | 新卒、未経験者、中小企業のエンジニア候補 | コースによる(要問い合わせ) | コースによる | 〇 |
| エチュード | ITリテラシー、DX、プログラミング、ネットワーク管理など目的別に最適化。中堅社員向けパックが細分化されているのが特徴。初期費用ゼロ。 | IT人材育成を強化したい企業全般、中堅社員、非エンジニア | eラーニング | 個別見積もり | 〇 |
| Schooビジネスプラン | オンラインでITスキル、ビジネススキルを学べる法人向けサービス。豊富なライブ授業と録画授業。累計4,500社超の利用データから研修テーマを提案。 | DX推進担当者、中堅社員、ITリテラシー向上を目指す全社員 | オンライン(eラーニング、ライブ授業)。集合研修にも対応可能 | 月額料金プランあり(個別見積もり) | 〇 |
| テックアカデミーBiz | エンジニア育成に特化した法人向け研修。Webデザイン・UI/UXコースもあり。短期集中で実践的なスキルを習得。現役エンジニアのメンターサポート。 | 未経験からエンジニアを目指す方、Web担当者、デザイナー志望者 | オンライン(メンター付き) | 個別見積もり | 〇 |
| 伴走型オーダーメイド研修 | 株式会社SAMURAIが提供する、完全オーダーメイドのITエンジニア向け研修。現役エンジニアによる指導で、50,000名以上の指導実績。 | 新卒、未経験者、中堅、ベテラン | オンライン、対面、eラーニング | 要問い合わせ(コースによる) | 〇 |
| マーケブル | テクロ株式会社が提供する、BtoB企業向けWebマーケティング特化型eラーニング。1本約5分の短尺動画で200以上のレッスンを体系的に学べる。 | マーケティング担当者、Web担当者、BtoB企業の従業員全般 | オンライン(eラーニング) | 個別見積もり | 〇 |
| グロービス | 株式会社グロービスが提供する人材育成・組織開発ソリューション。アウトプット重視のマーケティング力強化研修を、企業内研修・スクール型・eラーニングなど多様な形式で展開。 | マーケティング担当者、経営層・マネージャー層、幅広いビジネスパーソン | 講師派遣型、スクール型(オンライン/対面)、eラーニング | 個別見積もり | 要問い合わせ |
【タイプ別】おすすめのIT研修
IT研修は、対象となる従業員の階層や習得したい具体的なテーマによって最適なサービスが異なるため、本セクションではこれらのタイプ別におすすめのIT研修サービスをまとめました。企業のさまざまなニーズに対応できるよう、ぜひ参考にしてください。
【対象者別】おすすめのIT研修
本セクションでは、従業員のスキルレベルや業務内容に応じた効果的なIT研修を対象者別に紹介します。全社的なITリテラシー向上から、特定階層の専門スキル強化まで、それぞれの目的に合わせた研修の対象者を明確に設定することが成功の鍵となります。
| 対象者 | 研修目的 | おすすめサービス例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 全社員 | ITリテラシー、DX、情報セキュリティの基礎 | トレノケート | 目的・階層別に最適化された豊富なプログラム |
| 新入社員 | ITリテラシー、OAスキル | インソース | ビジネスマナーと連携したPC操作・情報セキュリティの基本を学べる |
| 中堅社員 | DX推進、データ活用スキル、プロジェクトマネジメント | Schooビジネスプラン | 累計4,500社超の利用データから研修テーマを提案 |
全社向けの基礎研修(IT基礎、DX、リテラシー系)
全社向けの基礎研修は、すべての従業員が現代ビジネスで必要とされるITの基本知識やデジタルリテラシーを習得することを目的としています。
DX推進の土台を築き、情報セキュリティ意識を高めたい場合は下記がおすすめです。
トレノケート

トレノケートは、ITスキルからビジネススキルまで1,600以上の幅広い分野の研修を提供する企業です。
全社員向けのIT基礎研修として、「ITリテラシー」「DX」「セキュリティ」といったコースを豊富に用意しており、従業員のデジタルスキルの底上げを強力に支援します。
その他「ビジネストレーニング」「ベンダートレーニング」など目的・階層別に最適化されたプログラムで、DX推進の意識醸成やデジタルツールの活用促進にも貢献します。
- 特徴: 基礎・入門から専門技術まで幅広いコース、目的・階層別の豊富な研修プログラム、グローバルな実績と展開
- 対象者: 全社員、新入社員、マネージャー層
- 受講形式: オンライン、対面(集合)、オンサイト。対面の場合、新宿、大阪、名古屋で会場の提供も可能
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 〇
富士通ラーニングメディア

富士通ラーニングメディアは、情報システムで利用される各種技術(処理、伝達、蓄積)を基礎から学べる研修を提供する企業です。
全社員向けのIT基礎研修として、情報処理の仕組みやデータベース基礎などを体系的に学べるカリキュラムを用意しており、実務で使えるコンピューター技術の習得に重点を置いています。
動画形式とライブ形式、eラーニングと複数のやり方に対応しており、基礎から応用まで段階的に理解を深められる点が特徴です。
- 特徴: 動画形式とライブ形式あり、情報処理の基礎から応用まで対応、実務で使えるコンピューター技術を体系的に学習
- 対象者: 新入社員、第二新卒、キャリア採用者
- 受講形式: オンライン(動画)、ライブ形式、eラーニング
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 〇
新入社員向け
新入社員向けのIT研修は、社会人として求められる基本的なITリテラシーやOAスキル(PCやオフィスソフトを使って事務作業を効率化・自動化する能力)を習得させることが主な目的です。
早期に業務に必要なデジタルスキルを身につけ、スムーズな業務遂行を可能にします。
インソース(株式会社インソース)

インソースは、新入社員向けのIT基礎研修やOAスキル研修を幅広く提供しています。テーマが細かく分類されていること、各テーマを座学とワークで学べることが特徴です。
「新入社員向けIT基礎研修」では、ビジネスマナーと連携したPC操作や情報セキュリティの基本を学び、入社後のスムーズな業務開始をサポートします。
カスタマイズ研修や講師派遣にも対応しており、企業の教育方針に合わせた研修が可能です。
- 特徴: IT業界に特化した専門プログラム、実践的なテクニカルスキル研修、カスタマイズ研修や講師派遣にも対応
- 対象者: 新入社員、ITエンジニア、プロジェクトマネージャー
- 受講形式: オンライン、対面(集合)、講師派遣
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 〇
東京ITスクール

東京ITスクールは、株式会社システムシェアードが提供する、法人の新入社員向けエンジニア研修サービスです。
Java、C#、Pythonなど多様なプログラミング言語からインフラ構築・運用、DX技術、品質管理まで全25コースを用意しており、15年以上・1,630社以上の実績に裏付けられた実践的なカリキュラムが特徴です。その結果、新人IT研修領域でシェアNo.1を取得しています。
多言語対応やメンタリングまでのサポート体制も整っており、未経験者からでも現場で即戦力となるエンジニアの育成を支援します。
- 特徴: Java・C#・Pythonなど多言語対応、インフラ・DX・品質管理まで全25コース、メンタリングまでの手厚いサポート
- 対象者: 新卒、未経験者、中小企業のエンジニア候補
- 受講形式: コースによる(要問い合わせ)
- 料金: コースによる
- 助成金対応: 〇
新入社員向けのIT研修については、こちらの記事で詳しく比較しています。新入社員向けIT研修の内容とおすすめサービス・会社|メリットや選び方も紹介
中堅社員向け
中堅社員向けのIT研修はDX推進をリードする人材の育成や、より高度なデータ活用スキル、プロジェクトマネジメント能力の向上を目指す内容が中心です。
企業の変革を牽引する中核人材を育てるために、実践的なスキル習得ができるIT研修をピックアップしました。
エチュード(株式会社エチュード)

エチュードは、初期費用ゼロでリスキリング・社員教育が叶うIT研修サービスです。
中堅社員向けIT研修は、「中堅社員(プレイヤー)向けパック」「中堅社員(トレーナー)向けパック」「中堅社員(管理職手前)向けパック」と細分化されていることが特徴。中堅社員がプレイヤーから管理職になるために必要な視点やスキルをまとめて学べます。
eラーニングシステムのため、忙しい中堅社員でも自分のペースで空き時間を活用しながら学べます。
- 特徴: 目的別に最適化されたeラーニング型の研修、助成金活用に関するサポート
- 対象者: IT人材育成を強化したい企業全般、中堅社員
- 受講形式: eラーニング
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 〇
Schooビジネスプラン(株式会社Schoo)

Schooビジネスプランは、中堅社員向けにDX推進に必要な知識や、AI・データサイエンスなどの応用スキルをオンライン・集合研修で提供するIT研修サービスです。
累計4,500社を超える利用データから、必要な研修テーマを提案してくれるため、「中堅社員向けにどんな研修をしたら良いかわからない」という方でも安心。ライブ授業で最新情報を学び、録画授業で復習でき、進捗管理も可能なため、忙しい中堅社員でも無理なく学習を進められます。
- 特徴: 豊富なライブ授業と録画授業、オンラインで場所を選ばず学習可能、DXやAI、データサイエンスなど最新技術に対応
- 対象者:最新スキルを学びたい、空き時間で学びたい中堅社員
- 受講形式: オンライン(eラーニング、ライブ授業)。集合研修にも対応可能
- 料金: 月額料金プランあり(個別見積もり)
- 助成金対応: 〇
【テーマ別】おすすめのIT研修
特定の技術や概念に焦点を当てたテーマ別研修は、企業のDX戦略や事業展開に直結する専門スキルを効率的に習得させることを目的とします。
最新技術への対応や、特定の職種に必要なスキル強化に有効なおすすめIT研修をまとめました。
| テーマ | 研修目的 | おすすめサービス例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 生成AI | 生成AIの仕組み理解、プロンプトエンジニアリング、ビジネス活用 | インソース | 3日間の短期集中コースもあり、短期で学びたい企業におすすめ |
| エンジニア向け | プログラミング言語の習得、実践的な開発スキル強化 | テックアカデミーBiz | 現役エンジニアのメンターサポートで短期集中かつ実践的に学習 |
| Webデザイン | Webデザイン、UI/UX設計 | テックアカデミーBiz | 「Webデザインコース」「UI/UXデザインコース」など実践的なカリキュラムが充実 |
| Webマーケティング | Webマーケティング戦略、SEO、SNS運用、広告運用 | マーケブル | 1本約5分の短尺動画で200以上のレッスンをBtoB向けに体系的に学べる |
| マーケティング戦略・組織開発 | マーケティング戦略立案、ブランディング、顧客インサイト | グロービス | アウトプット重視で、講師派遣型・スクール型・eラーニングなど多様な形式に対応 |
生成AI
近年急速に進化する生成AIは、ビジネスのさまざまな領域で活用が期待されています。生成AI研修ではその基本的な仕組みから、ビジネスでの具体的な活用方法、倫理的な課題までを学び、業務効率化や新たな価値創造に繋げることを目指すものが中心です。
ただ生成AI研修はトレンドでもあるため、前半で紹介したIT研修でも多数取り扱っています。特にトレノケートとインソース(株式会社インソース)がおすすめです。
トレノケートは、生成AIの基礎からビジネス活用までを学べる研修プログラムを提供しています。
「生成AI基礎」や「ChatGPT活用実践」といったコースを通じて、生成AIの仕組みの理解と具体的なプロンプトエンジニアリングを習得できます。
インソースは、生成AIの基礎からビジネス活用までを学べる研修プログラムを提供しています。
3日間で学ぶ短期集中コースも用意されているため、短期集中で学びたい企業にもおすすめです。
エンジニア向け
エンジニア向けのIT研修は、最新技術の習得、特定のプログラミング言語の深化、プロジェクト管理能力の向上など、より専門的で実践的なスキル強化を目指します。
テックアカデミーBiz(株式会社システムシェアード)

テックアカデミーBizは、エンジニア育成に特化した法人向け研修サービスです。
Python、Java、Webデザイン、AIなど多岐にわたるコースを、現役エンジニアのメンターサポートのもとで短期集中かつ実践的に学習できます。
未経験者からでも実践的なスキルを習得できるため、社内エンジニアの育成やリスキリングに最適です。
- 特徴: 短期集中型の実践的なカリキュラム、現役エンジニアによるメンターサポート、未経験者からでもエンジニアを目指せる
- 対象者: 未経験からエンジニアを目指す方、ITスキルを習得したいビジネスパーソン
- 受講形式: オンライン(メンター付き)
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 〇
伴走型オーダーメイド研修

伴走型オーダーメイド研修は、株式会社SAMURAIが提供するITエンジニア向けの総合研修サービスです。
JavaやPythonといった主要プログラミング言語からWebサイト・アプリ開発、生成AIまで多岐にわたる技術領域をカバーしており、自社に必要な分野だけを詰め込んだオーダーメイドカリキュラムを構築できます。
現役エンジニアが講師を務め、50,000名以上の指導実績があり、新卒からベテランまで幅広いレベル・ニーズに対応できる汎用性の高さが強みです。
- 特徴: 完全オーダーメイドのカリキュラム、現役エンジニアによる指導、50,000名以上の指導実績
- 対象者: 新卒、未経験者、中堅、ベテラン
- 受講形式: オンライン、対面、eラーニング
- 料金: 要問い合わせ(コースによる)
- 助成金対応: 〇
エンジニア向けのIT研修については、別の記事で特徴や料金など詳しくまとめています。 「エンジニア研修のおすすめ比較5選|新卒・未経験者向けの選び方も解説」
Webスキル(マーケティングやデザイン)
Webスキル研修は、デジタルマーケティング、Webデザイン、UI/UX設計、SEOといった、Web上でのビジネス展開に不可欠なスキルを習得することを目的とします。
自社サイトの改善やデジタル広告運用能力の向上に貢献します。
テックアカデミーBiz(株式会社システムシェアード)

エンジニア向けIT研修で紹介したテックアカデミーBizは、Webサイト制作やデザインスキルを短期間で習得できる法人向け研修も提供しています。
「Webデザインコース」や「UI/UXデザインコース」など、実践的なWebスキルを身につけるためのカリキュラムが充実しており、現役メンターによるサポートも受けられます。
自社のWeb担当者のスキルアップや、インハウスのWebデザイナー育成に貢献できるでしょう。
- 特徴: 短期集中型の実践的なカリキュラム
- 対象者: Web担当者、デザイナー志望者
- 受講形式: オンライン(メンター付き)
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 〇
マーケブル

マーケブルは、テクロ株式会社が提供するBtoB企業向けのWebマーケティング特化型eラーニングサービスです。
1コンテンツ約5分の短尺動画で、マーケティング戦略やコンテンツ設計、SEO、SNS運用、MA活用までBtoB領域に必要な知識を200本以上のレッスンで体系的に学べる点が特徴です。
各レッスンには自社に置き換えて考えるアクション課題が用意されており、知識のインプットだけでなく現場で実践できる内容になっています。
- 特徴: 1本約5分の短尺動画で200以上のレッスン、SEO・SNS運用・MA活用などBtoBマーケティングに特化、コンサルタントによるサポートも充実
- 対象者: マーケティング担当者、Web担当者、BtoB企業の従業員全般
- 受講形式: オンライン(eラーニング)
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 〇
グロービス

グロービスは、株式会社グロービスが提供する法人向け人材育成・組織開発ソリューションです。
マーケティング戦略の仕組みやプロセスの理解から、ブランディングや顧客インサイトの学習、フレームワークの実践的な活用まで、知識のインプットに留まらないアウトプット重視のマーケティング力強化研修を提供しています。
企業内研修(講師派遣型)やスクール型研修、eラーニングなど多様な形式に対応しており、自社の課題やレベルに合わせた研修設計が可能です。
- 特徴: アウトプット重視のマーケティング力強化研修、企業内研修・スクール型・eラーニングなど多様な形式、他社受講者との議論を通じたネットワーキング(スクール型の場合)
- 対象者: マーケティング担当者、経営層・マネージャー層、幅広いビジネスパーソン
- 受講形式: 講師派遣型、スクール型(オンライン/対面)、eラーニング
- 料金: 個別見積もり
- 助成金対応: 要問い合わせ
また、前半で紹介したトレノケートとSchooビジネスプラン(株式会社Schoo)もWebスキルに特化したコースを提供しています。
専門スキル習得を目的としたIT研修をお考えの方は、この2つも候補に入れてみてください。
IT研修の選び方・比較ポイント

自社に合うIT研修を選ぶためには、受講対象者のスキルレベル、受講形式、フォロー体制の充実度、助成金対応の有無といった比較ポイントがあります。以下のポイントを参考にしながら、自社の課題や目的に合致するかを慎重に見きわめて選びましょう。
対象レベルの確認・対応
IT研修を選ぶ上で特に重要なのは、自社の社員のスキルレベルと研修の内容が合致するか。選定時は受講者の現在のスキルレベルと研修後に到達させたいレベルが適切に設定されているかを確認しましょう。
研修の内容・レベルは未経験者や非エンジニア向けの基礎的な内容から、経験者向けの高度な専門技術、マネージャー向けの戦略立案まで、多岐にわたります。
受講者のスキルに合わない研修では、学習効果が薄れるだけでなく「ついていけない」といった挫折感を生む可能性もあります。
事前にスキル診断やヒアリングを通じて受講者のレベルを把握し、それに対応できるカリキュラムを持つIT研修会社を選定することが成功への第一歩です。
多くのIT研修会社がレベル別のコースやカスタマイズオプションを提供しているため、申込前の相談時に自社のニーズを詳細に伝えるようにしましょう。
受講形式(オンライン・対面・eラーニング)
IT研修の受講形式は主にオンライン研修、対面(集合)研修、eラーニングがあります。学習効果や利便性、コストに大きな影響を与えるため、下記を比較しながら慎重に検討すべきポイントです。
- オンライン研修:インターネットを通じてリアルタイムで行われる研修です。場所を選ばずに参加できるため、遠隔地の社員や多忙な社員でも受講しやすいメリットがあります。質疑応答やグループワークも可能なものが多く、インタラクティブな学習が期待できます。
- 対面(集合)研修:講師と受講者が同じ場所に集まって行われる一般的な形式です。講師や他の受講者との直接的なコミュニケーションが活発になり、疑問点をその場で解消しやすい点が魅力。実践演習やグループワークを通じて、より深い学びやネットワーキングが期待されますが、会場手配や移動コストがかかる場合があります。
- eラーニング:あらかじめ作成された動画コンテンツや教材を、受講者が各自のペースで学習する形式です。時間や場所の制約が極めて少なく、繰り返し学習できるメリットがあります。多くの研修コンテンツを安価に提供できるため、全社員のITリテラシー向上など、広範囲な学習におすすめ。ただし、自己学習のモチベーション維持や進捗が統一できない点が課題となることもあります。
自社の従業員の働き方や学習スタイル、研修内容に応じて最適な形式を選びましょう。
迷ったらまずはオンライン研修から始めるのがおすすめです。対面形式ほどコストが必要なく、かといってeラーニングほど個人のモチベーションに依存しないため、的確に研修を進められます。
フォロー体制の充実度
IT研修の学習効果を最大化し、定着を促すには、研修中や研修後のフォロー体制が重要です。
そのためIT研修選定の際は研修期間中の質問対応や面談サポート、終了後のスキル定着サポートが充実しているかを確認しましょう。
例えば、疑問点をすぐに解消できるQ&A用チャットや、課題提出後のフィードバック、メンター制度があると学習意欲を維持でき、学んだ内容も定着します。また、研修内容が業務でどのように活かせるかを示す実践的なアドバイスや、受講者同士のコミュニティ形成支援なども、学習効果の継続に繋がります。
特にプログラミングのような実践的なスキルを習得する研修では、独学では解決が難しい問題に直面することも少なくありません。専門分野であるほど、手厚いサポートがあるIT研修会社を選ぶことをおすすめします。
助成金対応の有無
企業のIT研修導入は国や地方自治体が提供する助成金を活用でき、申請が通れば費用負担を軽減することも可能です。
主な助成金として「人材開発支援助成金」や「IT導入補助金(デジタル化基盤導入類型)」などが挙げられ、従業員のスキルアップや生産性向上を目的とした研修費用の一部を補助するものであり、企業のIT人材育成投資を後押しします。
ただ、適用される条件や申請プロセスは助成金によって異なります。研修導入前に必ず詳細を確認し、IT研修会社や専門家と連携して準備を進めましょう。
多くのIT研修会社が助成金活用のサポートを提供しているため、相談も積極的に活用してみてください。
法人向けIT企業で活用できる助成金は別の専門記事で詳しく解説しています。特徴や申請条件も比較しているので、参考にしてみてください。
【2026年最新版】IT研修で使える助成金一覧|申請条件・助成額の目安・注意点を解説
IT研修成功のポイント。ついていけない社員を出さないためには?

IT研修の成功には、受講者が「ついていけない」といった事態を避けることが不可欠です。そのためには研修目的の明確化、スキルレベル別クラス編成、座学と演習のバランス、定着を促すテスト、質問しやすい環境など、いくつかの重要な成功のポイントがあります。社員のスキルアップを確実に促すためにも、研修運営の参考にしてみてください。
研修目的・ゴールに合うカリキュラムか
IT研修のカリキュラムと研修目的が合致するかは意識しましょう。自社が研修を実施しようとした際、その背景や目的、身に付けさせたいスキルがあったはずです。その自社課題を解決できるカリキュラムでなければ、費用対効果は見込めません。
事前に資料をダウンロードしたり、研修会社と事前面談を行ったりして、目的に合うカリキュラムかどうかを確認しましょう。
受講者のスキルレベル別クラス編成に対応しているか
IT研修選定の際は、受講者のスキルレベルに適したカリキュラムを意識しましょう。例えば、初心者向けにエンジニア研修を行いたいのに上級者向けカリキュラムを選んでしまうと、初心者は理解できず、モチベーションが落ちてしまいます。
また全社で受ける研修では、全員が同じスキルとは限りません。初心者と上級者が同じカリキュラムを受けると上級者はつまらないと物足りなさを感じ、初心者はついていけないなど、理解度に差が生まれてしまいます。
受講者の現在のITスキルレベルを事前に把握し、それに応じたスキルレベル別クラス編成が可能な研修だとなお良いです。全社向け研修では特に、スキルレベル別のコース分けに対応しているものか、オーダーメイド研修を選ぶようにしましょう。
座学と演習・ワークが両方あるか
スキルを落とし込むには座学による理論学習と、演習やワークショップによる実践学習の両方がバランス良く組み込まれている研修を選びましょう。ITスキルは知識だけでなく、実際に手を動かすことで習得が深まります。できれば座学の後にミニワークという流れを繰り返すIT研修がおすすめです。
テストで定着を促す仕組みがあるか
研修で学んだ知識がどれだけ定着したかを測るためには、定期的な理解度テストや最終課題、修了試験などの仕組みが有効です。
テストは単に成績を評価するだけでなく、自身の理解度を客観的に把握し、復習を促す機会となります。研修の成果を可視化できるため、受講者の達成感を高めて次の学習へのモチベーションUPも期待できます。
テスト結果に基づいて個別フィードバックがある研修であれば、苦手分野の克服にも役立ち、よりパーソナライズされた学習が可能になります。
座学だけでなく、テストが適宜実施される研修を探しましょう。
質問しやすい環境・体制があるか
わからない内容があっても、講師やメンターに気軽に質問でき、迅速に回答が得られる質問しやすい環境や体制が整っていれば、問題ない場合もあります。新しいITスキルを学ぶ過程では、必ず疑問や不明点が生じます。特にプログラミングなど専門分野では不明点を適宜解消しないと次の内容を理解しづらいこともあるため、質問用チャットやメンター制度、解説動画・講義などがある研修を選ぶと安心です。
ポイント:IT研修を成功させるには、事前準備、研修内容、そして事後のフォローまでトータルでの配慮が不可欠です。これらのポイントを念頭に置き、自社に最適なIT研修を選びましょう。
IT研修導入でよくある質問(Q&A)
IT研修の導入を検討する際、企業の人事担当者や経営者から寄せられる質問と回答をまとめました。
これらのQ&Aを通じて、IT研修に関する疑問を解消し、スムーズな導入に役立ててください。
Q1.IT研修はどんな社員に受けさせるべき?
IT研修は、現代ビジネスにおいてすべての社員にとって必要不可欠なものです。その名kでも特にDX推進を担う中核人材、ITリテラシーが不足していると感じる社員、新入社員、そしてエンジニア職やWeb担当者など専門スキルを深めたい社員には積極的に受講させるべきです。
全社員向けにはITリテラシーや情報セキュリティの基礎研修、非エンジニア向けにはプログラミングの概念やデータ活用の基礎、専門職向けには最新技術やプロジェクトマネジメント研修など、職種や階層、目的に合わせた研修を選定しましょう。
Q2.未経験・非エンジニアでも受けられる?
はい、未経験者や非エンジニアでも安心して受けられるIT研修は存在します。多くのIT研修会社がプログラミングの基礎、データ分析入門、DXリテラシー、ITパスポート対策など、ITに初めて触れる方向けのコースを用意しています。
初心者向け研修は専門用語を避け、分かりやすい言葉で基礎から丁寧に解説されるため、IT分野に苦手意識がある社員でも取り組みやすいです。さらにメンター制度や質問しやすい環境が整っているサービスを選べば、未経験者でも安心して学習を進めることができます。
Q3.オンラインと対面はどちらがいい?
オンラインと対面、どちらの形式が良いかは研修内容、受講者の状況、企業の文化によって異なります。オンライン研修は、場所や時間の制約が少なく、多忙な社員や遠隔地の社員でも受講しやすい点がメリットです。特にeラーニング形式であれば、各自のペースで繰り返し学習が可能です。
一方、対面研修は講師や他の受講者との直接的なコミュニケーションが活発になり、グループワークや実践演習を通じて深い学びやネットワーキング形成が期待できます。どちらが良いとは一概に断言できないため、研修の目的や受講者の学習スタイル、集中力の持続性などを考慮して最適な形式を選びましょう。両方の良い点を組み合わせたハイブリッド形式も選択肢の一つです。
Q4.助成金は使える?
はい、IT研修の導入には、国や地方自治体が提供する助成金を利用できる場合があります。「人材開発支援助成金」や「IT導入補助金」など、従業員のスキルアップや企業のデジタル化推進を支援する制度が複数存在します。
ただし、助成金にはそれぞれ適用条件や申請期間、必要な手続きが定められています。一部のIT研修会社は助成金活用の相談や申請サポートを提供しているので、まずはIT研修会社に相談し、自社が活用できる助成金がないか確認することをおすすめします。
Q5.質の高いIT研修を選ぶためのポイントは何ですか?
質の高いIT研修を選ぶには、対象者のスキルレベルに合ったカリキュラムか、オンライン・対面・eラーニングなど多様な受講形式が選べるか、そして学習後のフォロー体制が充実しているかを確認することが重要です。座学だけでなく実践演習が含まれ、質問しやすい環境が提供されているかもポイントになります。
Q6.IT研修の料金相場はどのくらいですか?助成金は利用できますか?
IT研修の料金は内容や期間によって大きく異なり、数千円から数万円のセミナーから、専門性の高い数ヶ月間の研修では数十万円から100万円を超えるケースもあります。国や地方自治体が提供する助成金制度を活用できる場合も多いため、導入を検討する際は、事前に確認することをおすすめします。
参考文献
- 人材開発支援助成金 — 厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html)
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